speak of the devilの意味と用例
speak of the devilというのは、会話でよく出てくる表現です。「うわさをすれば影(とやら)」という意味です。会話の最中に、話題の主が現れたときに使われます。
Michael
I haven't seem him lately.
最近彼を見てないけど。
最近彼を見てないけど。
Speak of the devil! Here he comes.
うわさをすればなんとやら、ほら彼が来るわよ。
うわさをすればなんとやら、ほら彼が来るわよ。
Mayumi
speak of the devilの語源
もともとは、"speak of the devil and he shall appear"(悪魔の話をすると、彼が現れる)という表現が縮まったものです。このイディオムの語源は、16世紀にまで遡ります。当時は、悪魔に言及することが不吉だと信じられていた時代で、このイディオムはネガティブな意味で使われたようです。つまり、「悪魔の噂をすると、本当に悪魔が来ちゃうよ」という意味だったようです。このように昔の人は、悪魔の話をするなと諌めたらしいです。現在では、こうしたネガティブな意味合いは消え、「うわさの本人が登場!」というごくふつうの意味で使われるようになっています。