beat around the bush の意味と用例
beat around the bushというのは、日常会話あるいはビジネス・シーンでもよく使われるイディオムです。「遠回しに言う」「言いたいことを直接言わない」「婉曲な表現で言う」「本題(重要なポイント)に直接触れないようにする」「話をはぐらかす」という意味です。
文例
I hate that John always beats around the bush which makes meetings take way longer than they need to.
ジョンはいつも話をはぐらかすので、会議が必要以上に長くなるのが嫌です。
sally
Stop beating around the bush!
Just tell me what you're trying to say here.
遠回しに言うのはやめましょう。
Just tell me what you're trying to say here.
遠回しに言うのはやめましょう。
何が言いたいのか言ってみてください。
beat around the bushの語源
このイディオムの語源は狩猟に関連しています。狩りをする時、うさぎなどの小さな動物が怖がらないように少しずつ草むらを叩いて、獲物を追おびき出す様子から来ています。
中世の狩人たちは、茂みの下に隠れている獲物をあぶり出すために、人を雇って茂みの周りを棒で叩かせました。藪を直接叩くと危険なこともあるので、藪を叩くことは避けたのです。例えば、蜂の巣を叩けば、狩りはすぐに悲惨な終わりを迎えてしまうでしょう(from Ginger)。